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CBR250Fレストアへの道⑥

CBR250Fレストアへの道⑥

さっそくですが、メーターブラケットの制作開始です。
用意した材料は

①φ8 丸棒(SUS305)





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②35X35X2 Lアングル(SUS305)





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③20X1000X2 フラットバー(SUS305)





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④M6ナット2個 (SUS305)

これらを加工してメーターブラケット制作を進めていきます。

20mm幅のフラットバーを4cmの長さにカット、先端から15mmの位置に印を付けφ8の丸棒先端にアルゴン溶接で取り付けます。





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で、ここからが地味に大変です。
このフラットバーをφ8の丸棒に巻き付けながら溶接をするわけですが、長手方向なら簡単に曲がるのですが厚さ2mmのフラットバーを巻き付けるのは至難の業です。
そこで溶接の際の熱を利用しバイスで挟みながらフラットバーをハンマーで叩いて曲げて少しずつ溶接、成型を繰り返します。

溶接完了状態がこちら。





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こちらは裏側。





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こちらが表側です。

この加工の意味は、丸棒に穴を開けて固定用のネジ穴加工するのは何気に面倒です。
ですので、この取り付けたフラットバーに穴を開けて、そこに固定用のナットを溶接します。

ナットを溶接したものがこちら





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で、これと同じものを6本製作します。
2本はナット無し。
もう2本はM8のナットを取り付けます。

下準備が完了したので、M6ナットを取り付けた丸棒を今度は成型していきます。
形状は純正のカウルステーを参考にします。
ただこの丸棒、φ8のステンレスなんで、そう簡単に曲がるもんじゃありません。
ですので曲げたい部分をアルゴン溶接機のトーチで加熱してからピンポイントで手曲げしていきます。

ここからの画像は取り忘れましたので内容のみ説明します。(^^;

左右用にそれぞれ曲げ加工を行い最終的に真ん中で一本にまとめて溶接します。
で、あらかじめ制作してあった本体フレームへの取り付け部に溶接し完了となります。
ちなみに、先行で作ってあった取り付け部は35X35X2のLアングルを加工して制作しました。
形状は純正部品のコピーです。






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これが完成したメーターブラケットです。
形が多少いびつですが、そこは実機へ取り付け後に微調整する予定です。
表面が汚いですが、ヘッドライトステーが完了した段階で最終的には塗装します。

ちなみにこれが純正のアッパーカウルステーです。





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メーターステーとカウルステーが兼用となっているのでかなりごちゃごちゃしてます。

で、完成したメーターブラケットに純正のメーターステーを取り付けたのがこちらです。





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いちおそれっぽく見えますかな?(^^;
左側の黒い板にメーター一式が乗ります。
綺麗に見えるのは錆が凄まじかったので錆落とし&再塗装してます。
ライトステーも一気に付けたい所ですが、現物合わせで取り付け位置を決めたいのでまた後日です(^^;

今回はここまでになります。
明日の関東は晴れらしいので、明日はこのブラケットを取り付けて出来ればライト取り付け完成まで行きたい所です(^-^)

でわ(^0^)/"
Published by ReYAMATO
4 years ago
Comments
2
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ReYAMATO
to EF58150 : アルゴン良いですよ(^-^)
被覆アーク溶接に比べると強度は落ちますが、段取りの気軽さは最高です(^-^)
補強も考えましたがこの状態でかなりの強度がありましたから、すこし様子を見ます
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EF58150
曲げた部分に補強ブレスが欲しい所。振動と加減速Gで折れる可能性。い~なぁ~アルゴン溶接機(`・ω・´)ゞアークはスパッタ飛びまくりで後始末が大変・・・。
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