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1981年(昭和56年)様々なジャンルの曲が溢れだした年の名曲たち

1981年(昭和56年)様々なジャンルの曲が溢れだした年の名曲たち

この年の日本は全力でおかしな事をやっていました。相変わらず竹の子族は踊りまくり、暴走族は手におえないくらいに膨れ上がり、テレビでは暴走族の格好をさせた「なめ猫」ゴリ押しで意味不明なブーム、女の子はみんな「聖子ちゃんカット」で「ノーパン喫茶」が大ブームで「AV」もこの時期に登場し始め、当時を知っていても理解しがたい状況です。
https://www.youtube.com/watch?v=GepzCwJmyeY

大きな災害や事故、事件があった年でもあり、五六豪雪は福井県で1日のうちに2m積もる大災害、北炭夕張新鉱でガス突出事故で96人死亡、達東航空が墜落。向田邦子ら日本人18人を含む乗客乗員110人が死亡、東京深川で通行人4人を刺殺、1人を人質に籠城する通り魔、のちに「ロス疑惑」と呼ばれる銃撃事件等、衝撃的なニュースが多い年です。
https://www.youtube.com/watch?v=BfvWeKKKPEs

米国ではレーガン大統領が誕生、3月に暗殺未遂で重症を負うという衝撃映像が全世界に流れます。一方で宇宙産業を担うスペースシャトルが就航、 コロンビアが打ち上げられ、宇宙開発や宇宙に注目が集まるようになります。
https://www.youtube.com/watch?v=JLFSuug0etA

英国ではチャールズ3世とダイアナ妃が結婚、日本でも大きく報道され、英国では彼女のショートヘアーが人気となります。

この年の芸能、音楽会では米国進出を図って一応の成功を収めた「ピンクレディー」が、日本で再始動、しかし人気が戻らず解散することになります。一方で「漫才ブーム」に乗って「オレたちひょうきん族」が放送開始、ビートたけし、明石家さんま等が人気となります。また年末に「中森明菜」がデビュー、本格的に活動開始するのは翌年のことです。


この年発売の車は高級クーペ「ソアラ」先進的デジタルメーターがちと見づらい、ハイソカーという高級デートカー人気の始まりを作った車、この年からフェンダーミラーからサイドミラーになります。
https://www.youtube.com/watch?v=fEo6DjO5GTg





1.寺尾聰 / ルビーの指環

発表直後は売れなかったものの、ベストテンで9位につけた直後から大ブレイク、この年を象徴する曲へと躍進した曲です。

1年を通して人気が持続し紅白にも出場、穏やかな歌声とセンスあるメロディは、多くの方が知ってるはずです。

トップバッターにふさわしい、80年代を代表する曲をぜひ聴いてみてください。


ステップを踏むようなテクニカルなドラムのテンポ、今聴いてもお洒落な曲だと思います
https://www.youtube.com/watch?v=3ii96gUvUlM





2.J. Geils Band / Centerfold / 堕ちた天使

からっと晴れ上がったような軽快なテンポ、イントロを聴けば誰もが聞き覚えのある、当時の表現でごきげんな曲です。

内気だった青春の1ページ、等身大の感情を炸裂させる歌詞、今じゃ非難殺到しそうで痛快です。

苦しい時代を知らない分幼さも感じますが、それを含めて平和を謳歌してるのが伝わってきます。


和訳、好きになればなるほど上手くいかない、大人になったってそんなものです
https://www.youtube.com/watch?v=-zE765EI6Rw





3.イモ欽トリオ / ハイスクールララバイ

当時一世風靡したどでかい一発屋、当時のおかしな空気感とエンターテイメント性を強烈に感じる曲です。

軽いノリのテクノとB級感を増幅させるエアードラム、微妙な歌声も相まって面白いのが勝ちという価値観が伝わります。

考えるのを放棄した結果生まれた人気曲は他にもありますが、その代表曲ということで1曲チョイスしました。


2014年に当時と変わらないパフォーマンス、当時を知ってるなら懐かしいと思います
https://www.youtube.com/watch?v=axzNIiVB9Lc





4.Olivia Newton-John / Physical

セクシャルでコミカルな雰囲気が魅力的で、彼女の可愛さが全面的に強調されたポップソングです。

日本ではそこまで知られてませんが、1980年代全米で最も売れたシングルで、絶大な人気がありました。

今見てもとんでもなく可愛く美しいと感じられるMV、彼女が多くの人から好かれるのが良く判ります。


エアロビ姿が80年代初頭を強く感じさせます。当時は世界的にエアロビが大人気だったのです
https://www.youtube.com/watch?v=vWz9VN40nCA





5.松山千春 / 長い夜

彼が手掛けるロック、他の曲にはないビートと優しく激しく音色が変わる歌声を最も感じる唯一無二の曲です。

この曲でしか感じられない彼の魅力が詰まっていて、別人かと思うほどのパフォーマンスに度肝を抜かれます。

最も彼らしくない曲で、最も輝く激しいステージ、一切音程もリズムも崩さないのが神がかっています。


会場を突き抜けるほどの全力の歌声、その中でステージを動き回りテニスボールも蹴り返すってすごすぎです
https://www.youtube.com/watch?v=81e1UCFPjuU





6に行く前にこの年のアイドル水着特集NO.9

この年は大型アイドルが続け様にデビューした年で、花の82年組から一足先に「松本伊代」がデビュー、金八先生のヒロイン役を務めた「伊藤つかさ」もアイドルデビュー、さらに映画「セーラー服と機関銃」が大ヒットした「薬師丸ひろ子」もアイドルデビューと華やかな状態、年末には「中森明菜」もデビューします。


「松本伊代」のエアロビダンス、これはきつい
https://www.youtube.com/watch?v=gGfDNkQ8Jbw

「伊藤つかさ」曲「若葉のころ」のMV
https://www.youtube.com/watch?v=ctNgY6f0MAQ

「薬師丸ひろ子」の水着グラビア
https://www.youtube.com/watch?v=HD-OT42r73M





6.シャネルズ / 街角トワイライト

もはや伝説とも言える超名曲、年がすぎるほどに増していく魅力的なメロディと歌声の曲です。

誰が欠けても実現できないコーラス、トランペット、サビの気持ち良さは別格です。

陽気なだけじゃなくお洒落で深みがあるドゥワップ、名曲中の名曲です。


彼らの楽曲で1番の中毒性、ぼーっぼぼぼぼぼぼっのコーラスが大好きです
https://www.youtube.com/watch?v=nxTKkBpXFTc





7.Joan Jett / I Love Rock 'N Roll

80年代の小技を使わないストレートな重低音と手拍子が、最高クラスに格好いい曲です。

シンプルで音の濃淡がはっきりしていながら、雑音は一切感じないほど洗練されています。

手拍子だけで進むアカペラ、歌声が主旋律を兼ねているメロディがひたすら格好いいです。


ストレートなロック、こういった音色は今あまり聞かれなくなりました
https://www.youtube.com/watch?v=wMsazR6Tnf8





8.松任谷由実 / 薬師丸ひろ子 / 守ってあげたい

80年代初頭の爽やかな雰囲気を思いっきり感じられる超名曲で、繊細な歌詞と歌声が当時を運んで来るようです。

この年大ヒットした映画「狙われた学園」のテーマソングで「薬師丸ひろ子」の歌声も心地良いです。

80年代の名曲と言われたら確実に入れたいと思う、特別な音色と歌声をぜひ聴いてみてください。


優しい歌詞と高音になるほど響くユーミンの歌声、魅力的なステージです
https://www.youtube.com/watch?v=kQ9gbYURKy4

役者で歌手じゃない「薬師丸ひろ子」の素朴で情感ある歌声が、穏やかな気持ちにしてくれます
https://www.youtube.com/watch?v=L4CRFrQwaNU





9.QUINCY JONES / AI NO CORRIDA / 愛のコリーダ,The Dude

1980年にチャズ・ジャンケルが作った曲で、それをこの年ディスコアレンジしてクウィンティジョーンズが歌った曲です。

1976年の日仏合作映画「愛のコリーダ」から題名だけ使われていて、映画とは全く関係がありません。

コリーダもスペインの闘牛士の事で、どこまで分かっていて使ったのかは判りませんが、有名な曲です。


AI NO CORRIDA 連発、勢いに任せたディスコソング、CMでも使われていたので聴けば判るはずです。
https://www.youtube.com/watch?v=EZW5i1vbbKM





10.雅夢/愛はかげろう

寂しさを感じるメロディーと歌詞、それをドラマチックに歌う「雅夢」のデビュー曲です。

デュオフォークシンガーですが暗いわけじゃなく、ピアノの旋律が加わることで洗練された美しさを感じさせます。

ポップ、ロック、アイドル曲がひしめく中で、フォークソングの終わりを感じた時代に出てきた名曲です。


派手な演出もなくギターを持ち歌う姿が潔く、この時代になってからは新鮮に感じます
https://www.youtube.com/watch?v=OqtcAFJ1adU





11に行く前にこの年のこの曲番外編NO.8

この年デビューした「姫神」そのデビュー曲が「奥の細道」で、シンセで和を表現する独特の楽曲です。

とは言え、まだその片鱗を感じる作品で、どちらかと言えば80年代のリズムを強く感じます。

心地良い音楽センスは抜群で、後に神々しさを感じる姫神ボイスが取り入れられる曲が生まれると、絶大な人気を獲得します。


シンセの魅力にどっぷりとハマる「奥の細道」
https://www.youtube.com/watch?v=5mcDecoPyvE






11.松田聖子 / チェリーブラッサム / 夏の扉

彼女が歌えば会場全体を心地よく飲み込んでいく、ひとりでステージに立つトップアイドルの凄さを実感します。

なにより全て生歌一発勝負、圧倒的な可愛さを振りまく歌姫、今見てもキュンキュンするからヤバいです。

並のシンガーじゃ太刀打ち出来ない、高音になるほど伸びやかに魅力の増す歌声をぜひ聴いてみてください。


「チェリーブラッサム」サビの終わりで伸びやかに高音になっていく歌声がすごく心地良いです
https://www.youtube.com/watch?v=uqL49JWn8CM

「夏の扉」ぴょんぴょんとステップを踏みながら歌う姿が可愛すぎる、みんな聖子ちゃんカットの理由が分かりました
https://www.youtube.com/watch?v=NtZDGOexR10





12.Earth, Wind & Fire / Let's Groove

ディスコソングの超有名曲、ファウルセットで歌うサビが印象に残るので、知ってる方が多数でしょう。

ひとり10役以上に感じる特殊効果を使ったMVも、視覚効果があって有名だったりします。

英米でディスコソングが嫌いという激しい反発が沸き起こる中、ヒットした曲です。


人気もあってよく聞く曲ですが、同じテンションで同じリズムと言うのは飽きが出てきます
https://www.youtube.com/watch?v=Lrle0x_DHBM





13.横浜銀蝿 / ツッパリHigh Scholld Rock'n Roll (登校編)

80年代そのままの不良スタイルでロカビリーロックを歌うのが彼らで、その中でも人気が高い曲です。

2020年に1年限りで復活、1年延長で2021年末までライブ・コンサートを行ったのが記憶に新しいでそ。

その後2022年にリーダー「嵐」さんが肺炎で亡くなったのを知りました。


当時のライブステージ、キレッキレのパフォーマンスが面白いです
https://www.youtube.com/watch?v=nP_To3-QcV4

(還暦編)として歌詞の一部を変えた2020バージョン、見た目の怖さに拍車がかかってます
https://www.youtube.com/watch?v=Jk9SeU5Poaw





14.Nolans / SEXY MUSIC

80年代始めの服のセンスは正直頂けない、ノーランズもそこは踏襲してるのでセクシーさが感じられないのです。

でもこの曲は日本で大人気、東京音楽祭でグランプリを取るほど評価されます。

パワフルな歌声と当時のリズム感、頂けない服のセンスが相まって、濃い80年代を感じさせてくれます。


当時の音色を強く感じるので、懐かしがるコメントで溢れるMV
https://www.youtube.com/watch?v=OBf_Lxthrzg





15.西田敏行 / もしもピアノが弾けたなら

歌は上手い下手だけじゃ表せない、彼の歌声に込められた優しさがあったからこそヒットした名曲です。

彼が主演のドラマ「池中玄太80キロ」の挿入歌で、反響が大きく話題となり主題歌となった曲でもあります。

聴いたら惹きつけられる歌声と、飾らないほどに愛情が伝わる歌詞、すごく良い曲です。


彼以外にこの暖かな歌声は出せない、彼あっての名曲です
https://www.youtube.com/watch?v=JIxZdROng7c





16ヘ行く前にこの年の特撮&アニメNO.10

この年、特撮は非常に少なくなりながらも「太陽戦隊サンバルカン」という名作が生まれています。

後に大きな影響を与えるアニメ「うる星やつら」「Dr.スランプ アラレちゃん」の放送開始がこの年、劇場版では「機動戦士ガンダム」この劇中歌は今でも超名曲として有名です。

現在の基準では放映できない「じゃりン子チエ」や世界名作劇場の傑作「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」も紹介したい作品です。


「太陽戦隊サンバルカン」特撮の表現技術の著しい向上が見られるOP、ED
https://www.youtube.com/watch?v=Vi4YK3E76fY

「うる星やつら」伝説のOP「ラムのラブソング」可愛らしい歌声が神がかってます
https://www.youtube.com/watch?v=ESSandvOCwg

「Dr.スランプ アラレちゃん」鳥山明の超傑作アニメ、当時を知ってたら涙モノのOP、EDです
https://www.youtube.com/watch?v=oPYgijgqRGo

「劇場版 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」の劇中歌「哀・戦士」は超超名曲です
https://www.youtube.com/watch?v=Uj_gsjKiGQg

「じゃりン子チエ」場所は語られないが、当時の大阪「西成」を描いた作品で設定が現在はアウトらしい
https://www.youtube.com/watch?v=CA65i-Q2YUQ

「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」無人島に漂着した家族の物語は今でも傑作と名高い
https://www.youtube.com/watch?v=FfBFwGVEJAw





16.スターダストレビュー / シュガーはお年頃


秀でた音楽センスで長く活動しているバンドのデビュー曲、ヒットしてないけどメロディが最高です。

賑やかに弾むメロディはパーカッションにピアノにドラムと、多彩な音色が散りばめられています。

コーラスが始まれば往年の米国ジャズを彷彿とさせ、聴いてるだけで心が弾んできます。


唯一無二の音楽性、もっともっと評価されても良い曲です
https://www.youtube.com/watch?v=nXWG6bp7Pjw





17.Journey / Don't Stop Believin'

最高に格好いいアメリカのロックバンド、彼らの初期大ヒット曲で、多くの人が知ってる超名曲です。

私もこの曲は大好きで、ピアノから始まり、命が吹き込まれるように湧き上がる歌声で心が熱くなってきます。

それを察知したかのようにギターが突き抜けサビに入れば虜に、何度聴いても体に熱を帯びる名曲です。


音圧を感じるほどパワーのある歌声、圧倒される最高のライブステージ
https://www.youtube.com/watch?v=VcjzHMhBtf0





18.J-WALK / JOE

この年にメジャーデビューし、90年代を架けたロックバンド、その初期の曲のひとつです。

彼らはバンドと並行してバイクレースにも出場し、当時のバイク乗りの定番曲にもなります。

男臭く硬派な歌詞と風貌、有名な曲じゃないけど外せない魅力を放ってます。


非常に貴重な初期のライブステージ
https://www.youtube.com/watch?v=RCZFR6W3Jnw





19.Christopher Cross / Arthur's Theme(Best That You Can Do) / ニューヨーク・シティ・セレナーデ

風が吹いてるような透き通った歌声とメロディ、80年代を感じさせるムーディーな名曲です。

コメディ映画「ミスター・アーサー」のテーマ曲で日本での曲名は「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」です。

聴いたことあるという方も多い曲で、綺麗な歌詞も魅力的、時の流れを感じてしまいます。


和訳歌詞、日本人の感覚ではない歌詞、トランペットがムードを盛り上げるのがすごく良いです
https://www.youtube.com/watch?v=TjupdSC_2dc





20.アラジン / 完全無欠のロックンローラー

この時代の曲を愛してしまう理由が、ひょっとしたらこの曲に詰まっている・・・かもしれません。

時折混ざり込むコテコテの昭和感と、異常に上手い歌唱力が合わさって、ものすごいインパクトです。

昔エビチャーハンのCMで使われてたので、若い人も聴いたことあるかもしれません。


おそらく評価は0か100、中途半端な評価はないと思う、どでかい一発をどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=oh921wAY1Lg





21に行く前にこの年の伝説NO.3

この年始まった伝説的ドラマが「北の国から」で、連続ドラマの後、20年に渡りスペシャル版が制作されます。

昭和の伝説的コント番組「オレたちひょうきん族」が始まったのもこの年で、お笑い人気が非常に高くなります。

「薬師丸ひろ子」主演の「セーラー服と機関銃」も伝説的映画として、テーマ曲とともに絶大な人気になります。


懐かしい曲とともに昭和の富良野を映し出す映像、全ての始まりのワンシーン
https://www.youtube.com/watch?v=sGgGAGCTE3U

知っとるけのけ&タケちゃんマン、昭和の伝説です
https://www.youtube.com/watch?v=8MJBUnojxkw

80年代の音色「セーラー服と機関銃」はいつの時代も魅力を感じさせる名曲です
https://www.youtube.com/watch?v=tmKmDeksMaM





21.五輪真弓 / 恋人よ

昭和の歌謡曲の中でも屈指の名曲のひとつ、寂しさを感じさせるメロディと歌詞の曲です。

ゾワッとするほど深みのある歌声、サビに入れば彼女の存在感に圧倒されて聴き惚れています。

真っ直ぐにパフォーマンスに逃げることのない歌謡曲の本質を感じさせてくれる名曲です。


後半に行くほどゾワゾワする感情のこもった歌唱、彼女のすごさを感じるステージです
https://www.youtube.com/watch?v=gdEGEtyQCyY





22.David Bowie - Queen / Under Pressure

デビット・ボウイとクウィーンの奇跡コラボによって生まれた名曲で、クウィーンの定番曲です。

お互いの個性がぶつかり合って、混ざること無く共存、両立しようとしているのが不思議なくらいです。

静かに変わらないテンポの中で変化を繰り返すメロディは、2つの曲がひとつになったようなものです。


ふたりが揃ってのライブステージ、お互いが全く違うものを表現しようとしてるのがより判ります
https://www.youtube.com/watch?v=ZyT8mVwf_40





23.チャゲ&飛鳥 / 万里の河

昭和歌謡、演歌、フォーク、ロック、様々な要素が感じられるメロディと歌詞に惹きつけられる名曲です。

飾らずストレートで真っ直ぐの歌声のハーモニー、この頃の彼らは神がかっていました。

聴けば良さが判る圧倒的説得力を持つ歌声、何度もリピートしたくメロディを伝える言葉がないのです。


本当に良い曲、ぜひ彼らのライブステージで、この曲を聴いてみてください
https://www.youtube.com/watch?v=JCgQAqOf90E





24.The Human League / Don't You Want Me

イギリスのテクノ・ポップ「ヒューマン・リーグ」の大ヒット曲で、当時を知る欧米人の琴線をくすぐる曲です。

日本ではそこまで知られていませんが、80年代の欧米を彩る曲のひとつで、色褪せることは全くありません。

シンセの奏でる音色以上に響く歌声、この当時のイギリスの質の高い曲は魅力がたくさん詰まってます。


今より深みを感じるシンセの音色がすごく新鮮に感じます
https://www.youtube.com/watch?v=uPudE8nDog0





25.ザ・ヴィーナス / キッスは目にして!

クラシックの名曲「エリーゼのために」をロックにアレンジして、魅惑的な歌詞をつけた異色の曲です。

原曲とは全く違う音色に最高の歌声とパフォーマンス、歌ってる「石川幸子」がすごく可愛いです。

心から歌を楽しんでる表情、みなぎる自信とパワーで一緒に元気になる感じが最高です。


この時代の楽曲の面白さを思いっきり感じられるライブステージです
https://www.youtube.com/watch?v=ctD1rNnFaA0





26に行く前に、当時の男性アイドルの歌いっぷりを紹介

当時ものすごい人気があった男性アイドル、ジャニーズの火付け役とも言えるふたりの紹介です。

ひとりは「田原俊彦」で、真っ赤な服がトレードマーク、もうひとりは「近藤真彦」青い服がトレードマークです。

少し前、現在でも突っ込まれるであろう歌声と歌詞、勢いに乗ったら誰も止められないのです。


田原俊彦 / ハッとしてGood  新人賞を取った曲と歌声です
https://www.youtube.com/watch?v=qUHlh1iILqk

田原俊彦 / 恋=Do!  当時の女の子から人気がありました
https://www.youtube.com/watch?v=MEmb8mOmcfk

近藤真彦 / ブルージーンズ・メモリー  わざと音程を外してるのかも
https://www.youtube.com/watch?v=Axetf2zBGl0

近藤真彦 / ギンギラギンにさりげなく  ちょっとドリフ入ってます
https://www.youtube.com/watch?v=Ym6qVWtV0RA





26.山本讓二 / みちのくひとり旅

演歌の中でも心にグッとくる、居酒屋でお酒飲みながら訥々と聴いてる気分になる名曲です。

演歌の良さはなかなか伝わらないものですが、人生で色んなものを背負ったらその良さが伝わってくるでしょう。

苦しくても捨てるわけにいかない寂しさ、迫力ある歌声が胸に突き刺さってきます。


この頃の彼の歌い方は、迫力と情感があって聴き惚れます
https://www.youtube.com/watch?v=eASk0AR9R4c





27.Electric Light Orchestra / Twilight


厚みのあるシンセとエコーを使って透明感を増した歌声、途切れること無く繰り出す音の波に圧倒される名曲です。

空間の広がり、畳み掛けてくる音圧、丁寧に何重にも練り込まれたメロディは彼らの持つ特別なものです。

疲れてる時は、頭が処理できなくなって気持ち良くないので、元気なときに聴いて欲しい曲です。


一気に3曲分を聴いているようなメロディの嵐、圧倒させられるMVです
https://www.youtube.com/watch?v=nNQSzsql3d0





28. 角松敏生 / YOKOHAMA Twilight Time

過去から現在までテレビやメディアに一切出演しない彼は、音楽センスに惹かれる方から支持を集めるミュージシャンです。

そのデビュー曲がこの曲で、お洒落で深みのあるシティ・ポップ、ゆったりとしながら日暮れを感じる隠れた名曲です。

ピアノ、トランペット、フルート、コーラスと組み立てられたメロディが、きらびやかな音色を響かせます。


表舞台に出ない彼の2001年コンサート、厚みのあるメロディが心をくすぐってきます
https://www.youtube.com/watch?v=Fa95q4MIEhY





29.Daryl Hall & John Oates / Private Eyes


ダリル・ホール & ジョン・オーツのWボーカルのロックバンド、米国らしいポップでリズミカルな名曲です。

ただし歌詞は不気味なストーカーそのもので、爽やかさとは裏返しの薄ら寒さを感じるものです。

女の子の前でこの曲が好きと言うのは厳禁、メロディやMVは最高なので悩ましいところです。


シンプルながら、センスあるMVも和訳を見てからだとちょっと怖くなります
https://www.youtube.com/watch?v=JsntlJZ9h1U

和訳、こちらを後にして、MVを見返すとMVが段々不気味に感じてくると思います
https://www.youtube.com/watch?v=Hd4oMtijb4g





30へ行く前に、紹介しきれなかった名曲を一挙掲載

80年代は海外の楽曲も多くなり、どうしても紹介しきれない曲が出てしまいます。

特に81年の海外は、ディスコソングからロックへと流れが変わった時期で名曲が多い年です。

なのでもう少しだけお付き合い頂ければと思います。


Tommy Tutone / 867-5309 Jenny  一発屋ながらギターが滅茶苦茶良いポップ・ロックです
https://www.youtube.com/watch?v=axLRUszuu9I

Rick Springfield / Jessie's Girl  オーストラリア出身のミュージシャンで俳優、イケメンです
https://www.youtube.com/watch?v=qYkbTyHXwbs

REO Speedwagon / Keep on Loving You  気持ち良いメロディと歌声の伸びやかなロック、米国で大ヒット
https://www.youtube.com/watch?v=wJzNZ1c5C9c

John Lennon / WOMAN  彼が亡くなった後に発表された有名な曲です
https://www.youtube.com/watch?v=ZhfWiU8wGCc





30.Sheena Easton / Modern Girl  

テクノ・ポップの名曲、80年代を感じる爽やかでポップな感じ、ウキウキワクワクして止まりません。

シーナ・イーストンの小さな顔が可愛らしく、リズミカルなサビに心が踊りだしてステップを踏みそうです。

聴いたことある人も多い彼女の名曲のひとつ、お出かけ前に聴くと気分が盛り上がって良いことがありそうです。


シンプルながらキラキラとしたシンセの音色、彼女の歌うサビが好きで好きで好きなのです
https://www.youtube.com/watch?v=gC-R--xckiY





31.Charline / I've Never Been To Me / 愛はかげろうのように


胸が一杯になってグッとくるほど美しく儚い人生、何者にも変えられない思いを紡いでいく超名曲です。

発表は1976年、そこから5年経ってラジオで流れたことから爆発的なヒット、曲を聴いたらその理由が判るでしょう。

この年のラストは、感無量とも言える愛おしい思いが溢れ出して言葉で伝えきれません。


和訳、美しいメロディに言葉にならないほど感動する歌詞、人生の儚さや愛おしさを感じて感無量になります
https://www.youtube.com/watch?v=wKeI9ENaPf4






様々な名曲が生まれ、みんなが色んな方向へと進みだした80年代初頭の良さ、私はようやく物心ついたくらいです。

それでも感じられる、この時代の爽やかできらびやかな感覚がこの時代の色なんだと思います。

自分が良いと思う曲をチョイスして紹介してますが、楽しんで頂いているなら幸いです。

では次回1982年、どんな曲があるのか楽しみになってきます。
Published by E-COME2
2 years ago
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